TOEIC Part7対策とコツ 問題の解き方とおすすめ教材

TOEIC PART7 攻略法 TOEIC

今日はTOEIC Part7(読解問題)を解くためのテクニックやコツ、私のおすすめ本を使った勉強法を説明していきます。

Part7は2016年の形式変更で、従来の48問から54問となりました。

また、スマホ画面のようなインスタントメッセージで複数名のやり取りが出題されたり、3つの関連する文書を読んで解答する問題があったりと、より複雑になり文章量もアップしている印象です。

Part7 攻略法・テクニック

Part7では、速くかつ正確に本文を理解することが重要です。しかし解答時間は限られているため、良いスコアを取るためには、重要な部分とそうでない部分のメリハリをつけて読み、要領よく解答する技術が必要です。

基本テクニック

まずは文書の種類を確認しよう

本文を読む際には、それが何のための文書なのかを先に確認しましょう。例えば広告の場合、問題文の前に「Questions 147-148 refer to the following advertisement.」と書いてあります。

この一文をチェックしておくだけで、本文の理解度が格段に違います。最初から「広告だ」と分かっていて読むのと、分からずに読み進めるのでは雲泥の差です。

このテクニックは簡単にできて、一瞬で済みますから、今まで意識していなかった方は取り入れてみてください。

本文を読み、質問文に答える

私は基本的に文章を全部読んでから、質問文を読んで解答しています。おそらくこれが一番オーソドックスな解き方でしょう。本文を頭から読んでいき、全体の話の内容を理解します。

そして読み終わったら質問文を読み、分かるものは即解答。確認が必要なものは、本文に戻り速やかにポイントを確認。戻って読んでもヒントが見つからない場合は、あきらめて適当にマークし、先に進みます。

リーディングセクションを全て解き終わった後、時間が余っていれば戻ってきて再度解答のキーワードを探しますが、残念ながらほとんど時間が余ることはありません。

途中であきらめない

TOEICの公式問題集や、本番の問題で、Part7のシングルパッセージがやたらと難しいことがあります。途中の問題が難しいと、心が折れそうになりますが、それは問題作成者の罠です(被害妄想?)

えてして、前半のシングルパッセージが難しい場合、後半のダブル・トリプルパッセージが簡単だったりと、難易度のバランス調整がされているのです。

難しい問題文に当たった時、固執して時間を使いすぎたり、諦めたりしないで、最後まで解くように努力しましょう。

応用テクニック

文書を読む前に、質問文を見ておく

Part7のそれぞれの長文を読む前に、一瞬だけ質問文(問い)に目を通しておくのも、一つのテクニックです。先に質問文を見ておくと、あらすじを読んだような効果が得られ、本文の内容がすんなりと頭に入ってきます。

ただし、質問文のチェックに多くの時間をかけると、解答時間が無くなります。あくまで短時間で済ませて、本文を読みます。私は本文の内容が難しく見えた時、この作戦をオプションとして使っています。

文字数の少ない2問文書は、質問文を先に読む

Part7の前半には、一文書に2問しかなく、チラシやクーポンのように、まとまった文章になっていないものが出題されることがあります。

そのような問題は、質問文を先に読み、次に答えを探しに本文(チラシやクーポン、納品書、請求書など)を読む、という解き方をします。

上記のやり方が成功すると、大幅に時間短縮して解答でき、次の問題に速やかに進めます。

「一文が入る位置を選ぶ問題」の解き方

新形式になってから、文書中に番号が表記され、一文が入る適切な位置を選ぶ問題が加わりました。

この形式の問題は、しっかりと文脈を理解しなくてはならず、難しいです。

解くコツは
  • 文脈全体の把握
  • 挿入文に指示語(ThisやThatなど)があれば、指示語に対応する語句を探す
  • 空欄の前後の文に、挿入文とつながるような文言がないか注意する
文脈だけで判断しようとすると、どこが正解か分かりずらいので、上記3つを心がけて読みます。

Part7 勉強法

時計が付いた重りを持ち上げる男性のイラスト

「スタミナ&速読力」が攻略のカギ

PART7は大量の文章を限られた時間で解かなくてはならず、攻略にはスタミナと速読力の2つが重要です。

英語の本やニュースを読む、多読をする

例えば全くトレーニングしていない人が、いきなりフルマラソンに挑戦しても完走できないのと同じで、普段から英文を読んでいないと、途中で力尽きてしまいます。

スタミナに関しては、日頃から英語の本や記事を読む習慣をつけたり、多読をするのが対策の一つになるでしょう。TOEICの長文問題対策として、長時間続けて英文を読む練習をしておきます。

TOEICレベルの英文を教材にする

その際、自分のレベルに合った洋書やビジネス書で多読するのも良いのですが、本番前にはTOEICレベルの英文を教材として使うのをおすすめします。

普段からTOEICと同じ難易度の英文に慣れていれば、本番でも疲れずに読み進めることができるからです。

参考までに、幅広いビジネス分野の英語記事や英語学習コラムが読める、おすすめニュースアプリを紹介します。

スマートニュース

テレビコマーシャルでおなじみの人気無料ニュースアプリです。世界で3500万以上もダウンロードされています。

配信されているニュースのチャンネル(カテゴリ)は幅広く、「政治・経済・国際・テクノロジー」等の現代社会の勉強に役立つものから「エンタメ・スポーツ・アニメ」など様々です。

英語の記事やクーポンチャンネルも利用できる

スマートニュースの特徴として、英語記事や英語学習に役立つ情報を集めた「英語学習チャンネル」や、お店でスマホ画面を見せるだけでおトクに使える「クーポンチャンネル」も用意されています。

ニュース配信だけにとどまらない便利さなので、必ずスマホに入れておきたいアプリの一つです。

スマートニュース - 無料でニュースや天気・地震・エンタメ速報もすぐ届く満足度No.1ニュースアプリ
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英文を早く読むためには?

パート7の英文を早く読むために、どのような練習が必要かを説明します。私のこれまでの経験では、ただやみくもに速く読み進めようと頑張っても効果はありません。

無理に急いで読んでも、内容が理解できなければ正解率が下がりますし、理解しようとすれば結局返り読みをする羽目になります。そうなると本末転倒です。

文法と英単語のインプット

まず第一に必要なことは、基本的な英語力である「英文法」と「語彙・ボキャブラリー」のインプットです。自分の頭の中に英文を理解するのに必要な材料(知識)があれば、自然と速く読んで理解できるようになります。

逆に、基本的な英語力をおろそかにしたまま、速読テクニックだけを磨いてもあまり効果的ではありません。

Part7に時間がかかり、最後まで解ききれない人は、一度文法と単語の知識で欠けている部分がないか確認しましょう。以下は私が文法と英単語学習に使用したアプリの記事です。参考にどうぞ。

頻出12000語を効率的に暗記「PowerWords」アプリ

有料iPhone英単語アプリ「PowerWords」おすすめの理由

2018.03.25
幅広い文法知識を楽しく学習「Grammar in Use」アプリ

Grammar in Useアプリの感想 スマホで簡単に英文法学習

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長文読解に「音読」もおすすめ

英単語と文法のインプットにより英語の基礎力を養うことで、文章の意味がだんだんと理解できるようになってきます。並行して、練習メニューに「音読」トレーニングを加えるのもおすすめです。

音読で学習効果が高まる

私の場合、声に出して読むことで、英文の構造や単熟語の意味を深く理解できるようになり、いっそう学習効果が高まるのを感じました。

発音やリスニングにも効果

また、音読は発音練習にもなります。基本的に発話できる文章は速く読めると思いますので、リーディングスピード向上の効果も期待できます。「スラスラ話せるのに英語が読めない」なんて人をあまり聞いたことがありませんよね。

他にも、音読をすると「英語を返り読みせず、語順通り読めるようになる」「リスニング力が向上する」という効果があります。

おすすめの「音読練習」やり方

公式問題集を使う方法

TOEIC対策として音読練習を行う場合、まず一つの方法に解き終わった公式問題集の復習があります。このやり方では、公式問題集の文章を見ながら、音声をお手本にしつつ真似して読んでいきます。

日本語訳や語注を参考にしよう

公式問題集には日本語訳のほか、語句や表現の解説もついています。分からない部分は確認しましょう。最終的には文章の内容をきちんと理解し、スムーズに読めるように練習します。

デメリット:Part7の英文音声が無い

しかしながら、公式問題集を使う方法にはちょっとした欠点があります。それは、リーディングセクションの英文音声はCDに収録されていないということです。

CDに収録されているのはリスニングセクションの英文だけですから、会話表現でない文章を音読する場合には違う教材を使う必要があります。

スタディサプリEnglishを使う方法

そこで私が最近使っているのが、リクルート「スタディサプリ ENGLISH TOEIC対策コース」です。

多機能なので便利

このアプリならば、Part6・7の英文もお手本の音声付きで音読練習できます。速度調節や録音機能も付いていますし、何よりスマホで手軽にできて便利です。

デメリット:有料アプリなので費用がかかる

欠点としては、有料アプリということで、月額2980円(税抜)かかります。しかしその分、機能やコンテンツの内容は文句のない出来です。

興味のある方は、以下に使い方や感想を書きましたので参考にしてください。

「スタディサプリ TOEIC対策コース」アプリ 学習内容と感想【スタサプ】

2018.10.15

Part7対策 参考書・問題集

ここからは、私がパート7対策に使用したテキストブックを紹介します。私がテキストを使った主な目的は「TOEICの長文問題に慣れること」「自分の読む速さを知る」の2つです。

読解特急シリーズ

私がPart7の対策に使用した教材は「読解特急」シリーズです。この本は、TOEIC Part7で出題されるような文章が掲載されていて、日本語の訳文や解説はもちろんのこと、語注も付いています。

リーディングスピード(WPM)を計測できる

「読解特急」の優れているところは、サイズが小さくて手軽に勉強できる事と、自分のリーディングスピード(wpm)を計測できる点です。

価格も比較的安いですし、多読の材料にするぐらいの気持ちで同シリーズを数冊取り組むのもいいのではないかと思います。おすすめの参考書です。

読解特急シリーズ 具体的な使い方

  1. ストップウォッチ(スマホアプリでも可)を用意して、本文を読む。
  2. 本文が読み終わった時点で、かかった時間を確認する(LAP機能を使うと便利)
  3. 問題文を読んで解答する。解答が終わった時点で、ストップウォッチを止める。
  4. これまでの作業により、本文を読む時間と、解答までのトータル時間の2つが分かる。
  5. 正解のページを見て答え合わせをする。理想は全問正解で、かつ本文を読むスピードが150wpm以上、解答にかかった時間が1問60秒以内。

以上の解き方で、自分の弱点を見つけることが可能になります。

解き終わった結果で分かること

ゆっくり読んでも不正解が多い

文法や語彙など、基本的な英語力が足りていない。文法や英単語を勉強しなおす。

ゆっくり読めば正解できるが、急ぐと間違える

読むスピードが足りていない。多読や速読の練習をして、長文に慣れる。

「読解特急」の効果は?

一度解き、答え合わせやスピードチェックが済んだ文章はしばらく放置しておき、文法や語彙等の勉強と並行しながら、忘れたころに2周目、3周目とやりました。

始めは120wpmぐらいでしたが、徐々に早く読めるようになり、最終的には130~150wpmになりました。少しだけ早く読めるようになったので、モチベーションの向上にも役立ちました。

最後まで解けるか分かる

時間を計ることで、TOEICを最後まで解けるのかも分かります。私の場合は「読む速度は遅いが、TOEICでは何とか時間内に終わらせられる」と感じたので、Part7の勉強を止め、900点を取るための苦手なパート対策に移りました。

Part7対策の裏技・最終手段

この記事ではパート7攻略のため、様々なテクニックや勉強法を解説してきました。最後の仕上げとして、私が取り入れているマル秘テクニックを伝授します。と言ってもそこまで大したことではありません。

集中力維持に効果のあるサプリを飲む

パート7の長文を最後まで解くために、私は顆粒のアミノ酸を飲んでいます。飲んでおくと約2時間という長丁場のTOEIC試験でも、最後まで気力・モチベーションが持続しやすいと感じています(個人の感想です)

他のブログを見ていると、レッドブルやモンスターエナジー等のカフェイン入りドリンクを飲む人が多いようです。しかし、私が愛用しているのは「アミノバイタル」です。

人によって体質の違いがあるので、自分に合ったものを選ぶべきですが、私の場合、カフェインだと試験途中に燃え尽きてしまい逆効果です。

アミノ酸は効果が持続する

アミノ酸は効き目は穏やかですが、試験時間終了まで効果が持続します。ちなみに、アミノバイタルにはいろいろなグレード(GOLD・PRO・ノーマル)がありますが、私の場合は「ノーマル(水色の箱)」で充分でした。

TOEICの開始直前に、1回分の顆粒をそのまま直飲みします。味もフルーツ味のラムネみたいな感じで、まあまあウマいです。

少しでもTOEICの点数を上げたいという人は、試してみるのも良いでしょう。

おわりに
今日はTOEIC試験の最終パート、Part7の勉強法や解答テクニックを紹介しました。

Part7はとにかく文章量が多く、800点台はないと時間内に解ききれないと思います。しかし基本的な文法と語彙力を勉強しつつ音読などの練習をすれば、必ず点数も上がっていきます。頑張りましょう。

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