スタディサプリENGLISHを使い始めて数か月が経過しました。だんだんと効率よく、かつ継続しやすい勉強方法が分かってきましたので、参考までに紹介したいと思います。
ちなみに、スタディサプリENGLISHには「TOEIC対策」と「日常英会話」の2つのコースがあります。今回の記事では、両方のコースに共通する活用法と、日常英会話コースでの使い方のコツを紹介します。
各アプリのプレミアム会員としての使い方や感想をまとめた記事は以下のとおりです。
「TOEIC対策・日常英会話」両コースで使える勉強法
好きな学習内容だけやる

好きな勉強法だけでも良いんだよ
日常英会話コースでは「ディクテーション」「なりきりスピーキング」「クイックチェック」などの学習方法があり、本来であればストーリーの一話ずつ順番に練習するようになっています。
またTOEIC対策コースでも、本来であれば各パート対策の学習(シャドーイング・音読など)を満遍なく行うべきであり、あまり偏らせずに取り組んだ方がいいのかもしれません。
発音するのがダルい時もある
しかしながら「今日はスピーキングしたくないなぁ」とか「リスニングだけで済ませたい」なんて日もあります。
そんな時、私はやりたい練習だけ行い、やりたくないことは後回しにして、どんどん次のレッスンに進みます。TOEIC対策コースでも、気が向いた練習だけをひたすら消化しています。
「進め方」にこだわらなくてもいい
日によって食べたいものが変化するように、やりたい勉強内容も変わりますから、必ずしも既定の順番でやらなくても良いと思います。
とにかくどんな方法であれ、やめることなく勉強時間を積み上げるのが、成果を上げるコツだと思います。
ディクテーション練習はアプリで

初心者はスマホ学習がおすすめ
TOEICテスト対策コースでも、日常英会話
コースでも、スタディサプリENGLISHではディクテーションが学習メニューとして用意されています。
アプリの方が難易度が低い
このディクテーションついて、アプリ版なら6文字に限られた状態でタップするのに対し、パソコン版はすべての文字からタイピングする必要があります。
両方を比べてみると、アプリ版の方が圧倒的に簡単です。私の場合、パソコン版だとディクテーションが上手に進まず、イライラしてきます。
ですから、私のように難易度の高い勉強が好きでない人や、初心者の方はアプリ版で練習した方が、学習を継続しやすいと思います。
一度に覚えようとしない

英単語やフレーズは一度に覚えなくてもOK!
ディクテーションや、会話文チェック(本文チェック)をしている時、知らなかった表現が登場します。そんな時に、あまり真剣に暗記しようと頑張り過ぎないようにします。
英単語やフレーズは「繰り返し」が覚えるコツ
私の場合、英単語を覚えるときもあまり真剣に覚えようとはしませんでした。ただ何度も機械的に繰り返しただけです。
それでも英単語のボキャブラリーを12000語まで増やせたので、何か覚えようとするときには、気合を入れて頑張る必要はないと感じています。
とにかく学習時間を増やそう
スタディサプリでの勉強でも、おそらく同じ考え方が適用できるように思います。とにかく学習をこなすことだけ考えて、ストイックになり過ぎないことです。
英単語やフレーズは、繰り返し出会うことで、自然と頭に刷り込まれます。
点数を気にし過ぎない

勉強が出来なくても気にしないぜ
TOEICテスト対策コースでも、日常英会話
コースでも、学習の後には点数が出ます。採点されること自体は、自分の実力を知ることができますし、苦手分野が分かるので、良い機能だと思います。
しかし、あまり良い点数が取れないと、人によっては自信を無くしてしまうかもしれません。自信が無くなって、勉強も止めてしまうのが、英語が上達しない人の特徴でもあります。
続けていれば必ず上達する
自信を無くすくらいなら、いっそ点数をあまり気にしない方が良いでしょう。実際、私も「クイックレスポンス」の初挑戦では50点ぐらいしか取れないです。
それでも気にしないで続けていますし、2回3回と繰り返すうち、徐々に学習効果が出てくるものです。
TOEIC対策コースの公式サイト:スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
「日常英会話コース」で使える勉強法
次に、日常英会話コースで使える効果的な学習法を紹介します。私のやり方は、基本的に「頑張らない」勉強法です。とにかくアプリに触れる時間を多くして、勉強時間を増やすのがコツになります。
オートリスニングを活用する
別の記事にも書きましたが、私は「スタディサプリ日常英会話コース」のオートリスニング機能を活用し、オフライン時でもオーディオブック代わりに使っています。
オーディオブックとして使うメリットはいくつかありますが、一つはモチベーション向上効果です。
「聞き流し」も学習時間にカウントされる
スタディサプリでは、学習履歴や時間が記録され可視化されます。もちろんリスニングモードで音声を聞き流している時間も、学習時間にカウントされます。
毎日1時間リスニングすれば、週に7時間も勉強したことになります。そのような成果を後で見返すことで、自信を持てますし、やる気を維持することにもつながります。
予習しておくとレッスンが楽になる
もう一つのメリットは、予習としての効果です。
リスニングモードであらかじめストーリーを聞いておくだけでも、その後のディクテーションやスピーキングがかなり楽になります。
勉強でも仕事でも、イチから何かを始めたり、いっぺんに大量にこなすのは大変です。先にリスニングをすると、地ならしのような効果が得られます。
ディクテーションの正解率が向上するなど、勉強の負荷を軽くすることができ、スムーズかつ効率的に学習を進めることができます。
発音を気にし過ぎない

発音をダメ出しされてもくじけてはいけない
日常英会話コースには「なりきりスピーキング」という発音チェックができる学習メニューがあります。実際に自分で会話文を音読し、コンピューターによりチェックされます。
細かいチェックはありがたいが…
それ自体は素晴らしい機能なのですが、正誤判定の精度が高い分、ちょっと間違えるとすぐにチェックが入ります。(画像の赤字の単語)。
人間どうしても上手くいかないとやる気が無くなるものです。何度やっても発音チェックに引っかかるとだんだん嫌になってきます。
できる範囲で発音矯正しよう
私の場合も、結構同じ発音がチェックされるのですが、過度に気にしないようにしています。コンピュータの判定が間違っているのかもしれませんし、スマホのマイクとの相性が合わないだけかもしれません。
自分のモチベーションが下がる出来事に対し「鈍感になる」事がコツであり、学習継続テクニックの一つです。
また、私はオンライン英会話も体験したことがありますが、発音なんて完ぺきでなくても余裕で通じました。だからたぶん大丈夫でしょう(楽観的)
スピーキングを頑張り過ぎない

一人選ぶだけでも充分なのさ
日常英会話コースで「なりきりスピーキング」をする際、誰のセリフで練習するかを登場人物から選べます。もちろん全員を選ぶのが望ましいです。
しかし私の場合、疲れていたり、やる気が出ない時は一人だけ選んでサボっています。頑張るのは気力・体力共に充実している時だけでOKです。
私の経験則では、英語学習や受験勉強を継続するコツは「短期間に頑張り過ぎない」ことです。テキトーに流す日があっても良いんです。
継続効果のある学習法まとめ
これまで書いてきた勉強法をまとめると以下の点がポイントになります。
- ストイックなやり方をしない
- 楽な方法を選ぶ
- 小さな学習時間を積み上げる
- オートリスニング機能を活用する
- 発音にこだわり過ぎない
スタディサプリの学習内容は、その評判どおり非常に優れていると感じています。勉強方法をあれこれ悩まず、とにかく続けて学習時間を増やすことが重要です。
今回紹介した私の勉強方法が参考になればうれしいです。