私は2017年に4か月間、オンライン英会話「NativeCamp」を利用し、その後TOEIC910点を取得しました。
現在は他のことで忙しくなり、いったん中止していますが、時間が出来たらまた英会話レッスンを受講したいです。
今回は、私がオンライン英会話を受講した経験から「初心者や未経験者にすすめる理由」を挙げます。英会話に興味のある方や、英語を勉強中の方は、参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、私のネイティブキャンプ体験談は以下の記事です。ぜひあわせてご覧ください。
目次
始めるにあたっての料金(月謝)が安い
かつて英会話教室というと、数十万、下手をすると百万円を超える費用が発生する高額なものでした。
しかし現在、低価格オンライン英会話であれば、毎日レッスンでも月6000円以下の費用で始められます。入会金や教材費等の諸経費も、必要ないところがほどんどです。
もし合わなかったりして続けられなくなったら、止めればいいだけですし、毎月数千円の月謝であれば、習い事として家計に負担が少なく継続できると思います。
マンツーマンなのに格安、コスパ抜群
例えば月6000円であれば、1年間続けたとしても72000円です。1年間毎日マンツーマンでレッスンを受ければ必ず英語力が向上するはずで、そのコストが72000円で済むなら安いと私は考えます。
そもそも、1年間や半年間、それどころか3か月も続く生徒は少ないらしいです。現に私も4か月でそれなりに満足し、一旦レッスン受講を止めて、TOEICの勉強に専念しています。
安くても講師の質は問題ない
「安い月謝だと、先生の質が低いのでは?」という心配はあると思います。
私が以前受講していたネイティブキャンプは、格安の部類に入るオンライン英会話でしたが、講師の先生たちはみな優秀で、愛想が良かったです。良くトレーニングされているように感じました。
格安オンライン英会話でも、大手ならば、授業運営の方法や教え方、生徒への接し方などの研修をある程度行っているはずです。(もし講師の質が悪ければ、すぐにインターネットで評判が広がってしまいます)
非ネイティブ講師からでも多くを学べる
英語の専門家を目指すのならともかく、普通の日本人が英会話を習うのなら、講師は格安オンライン英会話のフィリピン人やセルビア人で充分だと思います。
彼らの発音や文法の正確性は、当然ネイティブスピーカーには劣りますが、われわれ日本人よりもスラスラ英語を話すことができます。
悪いところをあげつらうのではなく、良いところを見てお互いに学ぶスタンスの方が実りが多いでしょう。
コースや教材が豊富にあり、英語力を総合的に伸ばせる
大手のオンライン英会話はどこも豊富な無料教材が用意されています。「英会話で何を話したら良いのかわからない」という人も、用意されているコースや教材に沿って受講しているだけで、自然と英語力が付いていきます。
例えば、文法教材を選んで受講していれば、文法知識とスピーキング力の両方が身に付いていきます。
文法・発音・スピーキング・トピックトーク・資格試験対策・フリートークなど、運営会社にもよりますが、様々な教材がレッスンで利用できます。
初心者でも始められる。むしろ初心者からやるべき。
以前の私は、「英会話は英語上級者になったら始めよう」と考えていました。しかし、この考え方は間違っていたかもしれないと最近は思います。
私がオンライン英会話を始めたのは、英語力にある程度自信がついてからでした。しかし、オンライン英会話には、初心者からでも始められる豊富な教材・コース・カリキュラムが整っています。
英語4技能学習の同時進行が効率的
学習の初期段階からオンライン英会話を媒体に、スピーキング力とその他英語能力(単語・文法・発音・ライティングなど)を同時進行的に鍛える方が、より効率的ではないかと考えます。
現に、私がネイティブキャンプを受講している時も、教材で学ぶべき英単語や文法項目をすでに知っているということが多々ありました。
事前になまじ知識があると、オンライン英会話で基礎的な内容を学ぶ際に2度手間になります(まあ上級者向けのスピーキング教材を選べば済む話なのですが)
英会話をしないと、流暢に話せるようにならない

TOEIC900点でもスラスラ話せない
英会話の能力というものは、非常にあいまいなものです。私はTOEIC900点以上のスコアを持っていますが、スラスラと英語を話せません。
TOEIC Listening&Readingの問題がいくらできたとしても、Speaking能力が上がるわけではありません。実際に英会話の練習をしないと、口から英語がスムーズに出てくるようにはならないと感じます。
TOEIC L&Rと英会話力は別物
逆にTOEIC400点台でも、最近は特に10代や20代の若い人で英語を抵抗なく話す日本人は多いですし、スラスラと英語を話すフィリピン人講師も、TOEIC Listening&Readingを受けさせると点数が低いことがあるようです。
つまり英会話力を付けるには「英語をどれだけ話したか」という要素が大きいように思います。
そして、日常会話レベルでのコミュニケーションでは、TOEIC L&Rのスコアが高くて喋れない人よりも、少々間違いがあっても多弁な人の方が、英会話力があるとみなされるように感じます。
スラスラ話すために、早めに英会話を始めよう
将来的に「正確かつ流暢な英語を身につけたい」ならば、英文法・英単語学習と並行し、早めにオンライン英会話で話す経験を積むことをおすすめします。
正確かつ流暢な英語を話すためには、英会話の練習が必ず必要になります。繰り返しますが、リスニングとリーディングの勉強だけをいくらやっても、英語が口からスラスラ出てくるようにはなりません。
社交性・コミュニケーション能力が身に付く

自己紹介をしたり、自分の意見を言う機会が多い
オンライン英会話は当然、回線の向こうに話し相手がいます。英語を学ぶだけでなく、講師への自己紹介は必須ですし、毎回様々な話題・トピックについて話をすることになります。
そうすると、おのずとコミュニケーション能力が養われます。自分のことを何も話さない訳にいきませんし、自分の意見や考えを言わないという訳にもいきません。
就職活動や面接試験にも役立つ
オンライン英会話を通じて、外国人とコミュニケーションをした経験は、実生活のいろいろな場面で活きます。高校生や大学生ならば、後の就職活動における面接試験や、社会人生活にも必ず役立ちます。
人見知り・シャイな人でも大丈夫
あまり社交的でないという人にもオンライン英会話がおすすめです。講師は生徒が話しやすいように研修を受けていて、こちらが気分良くレッスンを受講できるように、「お客さん」として気を使って接してくれます。
講師は気軽にチェンジ可能
また、滅多にないと思いますが、口論をしてしまったり、気まずい雰囲気になっても大丈夫です。オンライン英会話には、異なる国籍・年齢・性別の講師が多数在籍しています。「この講師とはどうも合わないなあ」と感じたら、次回は指名しなければいいだけです。
私も普段は全く社交的でない人間ですが、「NativeCamp」ではたくさんの講師のレッスンを受講し、気軽に楽しく会話しました。
スピーキングだけでなく、ライティング(英作文)にも役立つ

両方のアウトプット能力に効果あり
私は最近、Writing(英作文)の勉強をしていますが、Writingをする際も、英会話同様に「自己紹介をする」「自分の意見や考えを表明する」というアウトプット能力が必要になります。
そして、過去にネイティブキャンプで行ったSpeakingのレッスンが、Writingする際の土台として役立っているのを感じます。英会話の練習は、同じくアウトプットであるWritingにも効果的なのです。
ListeningとReadingではアウトプットになりません。オンライン英会話なら、格安で英語のアウトプット練習ができます。
一度経験しておくと、今後の英語学習にプラスになる
英語学習者の中には、これまでに一度も英会話をしたことが無い人も多いと思います。そのような人はオンライン英会話で、英会話デビューをしておくのをおすすめします。
英会話への苦手意識を無くせる
実際の英会話を経験しておくと、大抵は「思ったより難しいものではない」と分かり、余計な苦手意識も払しょくできます。また、自分の英語が「通じる・通じない」で、自分の客観的な英語力も把握できます。
独学でTOEICの勉強をしているだけでは、実践的な英語能力は分かりません。英会話を経験することで、英語の4技能(聞く・読む・話す・書く)における、自分の現在地が分かり、今後の学習の道しるべにもなるのです。
また、以下におすすめ格安オンライン英会話スクールについてまとめた記事を書きました。こちらもぜひ参考にしてくださいませ。