私は2017年に4ヶ月間、オンライン英会話ネイティブキャンプで集中的にレッスンを受けました。総時間100時間以上のレッスンを受けて「予習復習は英会話上達に不可欠」な事に気付きました。
そこで今日は、私が試行錯誤の中で見つけた「レッスンをより効果的にする予習復習のやり方」を書きますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、ネイティブキャンプの効果と感想は以下の記事にまとめました。
予習・準備編
教材を読んで自習しておく
ネイティブキャンプには、目的別にさまざまな教材が用意されています。自分で教材と講師を選び、その日のレッスンをスタートするわけですが、使用する教材は、あらかじめ読んで予習しておきましょう。
初見の教材は、難易度が上がる
英会話においては、まず外国人の講師と英語でコミュニケーションをするというだけで、普通の人は精一杯です。そこに初見の教材の内容理解というタスクまで加わると、授業の難易度は格段にレベルアップしてしまいます。
また読めない英単語や、わからない練習問題が多ければ、レッスンがスムーズに進行せず、教材の内容を時間内に終わらせることもできなくなります。
レッスンは実力を確かめる機会
レッスンをやみくもに受けるのではなく、教材の内容をある程度理解した後、おさらいのような感覚で受けたほうが、内容理解にも役立ち、スムーズな授業の進行につながります。
講師の自己紹介ページを見ておく
レッスンを受ける講師のプロフィールに目を通しておきましょう。ネイティブキャンプのサイトでは、講師の学歴や指導歴、得意分野、趣味、画像や生徒からのレビューなどを見ることができます。
講師の得意分野を確認
子供や初心者へのレッスンが得意な先生や、発音が上手な先生、社交的でフリートークが得意な先生など、いろいろな先生がいます。プロフィールページの「教材バッジ」の項目を見れば、得意分野が一目で分かります。
ネイティブキャンプの講師一覧画面へ、講師の写真をクリックすると、プロフィールを見ることができます。
趣味やライフスタイルを確認
趣味について書かれてあれば、自分と相性が合いそうか事前に知ることができます。あまりに自分と共通点のない先生をフリートーク等で選んでしまうと、話が膨らまず、気まずい思いをすることもあります。
オンライン英会話では、たくさんの講師が登録されていますから、外見や性別だけでなく、プロフィールを読んで、話をしてみたい先生を選ぶのがよいでしょう。
予備の通信手段を用意しておく
オンライン英会話では、まれに通信回線や使用しているパソコンが不安定になることがあります。
不具合の原因が生徒と講師のどちら側にあるのかにもよりますが、予備のパソコンやスマートフォン、別の通信回線を用意しておくと、突然の不具合でもあわてずにレッスンに復帰することができます。
パソコンがフリーズすると焦る
私は普段、ノートパソコンでレッスンを受けていましたが、カメラを使った通信は負荷が大きいのか、時折フリーズしてしまいました。
そんなときのために、代替手段として、スマホにアプリをインストールしておき、いざとなったらアプリでもレッスンを受けられるように準備しておきました。
自身のパソコンやスマホの不調のせいで、レッスンをドタキャンしてしまうことのないように、事前準備しておきましょう。
自己紹介の文章を考えておく
オンライン英会話では、基本的にレッスンの始めに自己紹介が行われます。何度も受けている講師ならば、省略されるでしょうが、初めて受ける講師なら自己紹介が必須です。
レッスンを受ける前に、自己紹介の文言を考えておき、自己紹介してほしいと言われても、あわてずに対処できるようにしておきましょう。
アイスブレイクで聞かれること
自己紹介以外にも「今日、何をして過ごしたか」「昼食(夕食)に何を食べたか」「英語をどのくらい勉強しているのか」などは、レッスン開始前のアイスブレイクでよく聞かれました。
必然的に「仕事は何をしているのか」「趣味は何か」「家族のこと」といった話題に会話が膨らみます。事前に話す内容を考えておくと、慌てなくて済むでしょう。
頻出フレーズを暗記しておく
レッスン中に頻繁に使用するであろう英会話フレーズは、あらかじめ調べて暗記しておきましょう。大手スクールのサイトでも、よく使われるフレーズが紹介されています。
細かなものまで全て覚えておく必要はありませんが、フレーズをストックしておけば、困ったときにそれを言えばよいので、安心してレッスンを受けることができます。
参考になる「NativeCamp.blog」の記事リンク
難しいテーマ・レベルの教材は選ばない
ネイティブキャンプには、初心者用から上級者用まで、様々な教材が用意されています。私の場合、レッスン前に、使用教材を事前にチェックし「これは難しいなあ」とか「話しにくい題材だなあ」というものは、選ばないようにしていました。
「楽しい」を最優先
なぜそんな必要があったかというと、難しい・話しにくい教材を使うことで、英会話を嫌いになる可能性があったからです。英語学習において、一番大事なのは継続することです。その為には「楽しく」ないとモチベーションが続きません。
ですから、特に初心者の方は、事前に教材を確認し、まずは話しやすい・興味のあるテーマから選択していくことをお勧めします。
難しい教材に挑戦すべき人
もちろん、TOEFLやIELTS、英検一級など、難しい資格を目標にする人は、その試験の内容に対応したレベルの教材に挑戦するべきです。
また、「ストイックな勉強法が好き」という人も世の中にはいるでしょう。そういう方は、上級レベルの教材にチャレンジしてみてください。
復習編

間違いや疑問点を修正する
レッスン後、よくわからなかったり、時間内に終わらなかった部分は、ネットや参考書で調べて疑問点を解決しておきましょう。
オンライン英会話に限った話では無いですが、教材やテストは実施後に復習したり、活用しないと効果がありません。
講師の印象や会話内容をメモしておく
予約して同じ講師のレッスンを受けているならば問題ありませんが、「いますぐレッスン」で、空いている先生を選んだ場合、誰と何を話したか、どんな人だったのかを覚えていられません。
2回目のレッスンなのに「Nice to meet you!」なんて言ってしまっては失礼ですし(言われたことは時々あったような…)、テキトーな事を言って、話のつじつまが合わなくなったら気まずいです。
次回以降をスムーズに受けられるよう、各レッスン後には、先生の特徴や感想、話した内容をメモしておきましょう。
メモを講師選びに活用する
レッスン後のメモに記載した「講師の特徴」を参考にして、次回の講師選択に活かします。
英語力がイマイチでも、気さくで話しやすい先生ならば、フリートークで選んでみる。または、フリートークは盛り上がらなかったけど、真面目な先生ならば文法教材で選ぶなど、適材適所にお気に入りの講師を見つけます。
このように、レッスン後のメモを活用すると、次第に自分と教材、それぞれにピッタリ合った講師が分かってきます。
録音し、発音やクセを直す
レッスンは定期的に録音してみましょう。私は2週間に一度くらいのペースで録音して、自分の実力を確認していました。
録音したものを聞くと、私の場合「相槌」を必要以上に数多くしていることに気が付きました。また、思ったよりも全然喋れていないのを痛感しました。正直、最初は聞いていて恥ずかしくなるレベルでした。
しかし、「聞く(録音)は一時の恥」です。自分の音声を聞けば、否が応でも弱点や修正点が分かりますから、練習して直していけばいいだけです。
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