TOEIC公式問題集の使い方 16個の効果的な活用法とコツ

TOEIC公式問題集の使い方 TOEIC

TOEICの点数アップのために、公式問題集を解くことは必須の対策です。私は公開試験を1度しか受けていませんが、公式問題集は計4冊解き、十分に準備してから本番に臨みました。

今日は、私がTOEIC900点以上を取るために行った、公式問題集の具体的な学習法やコツを紹介したいと思います。参考にしてスコアアップに役立てもらえればと思います。

解く前・準備編

新形式の公式問題集を使う

公式問題集は、旧形式の物もありますが、2016年5月以降の新形式問題に対応した物を選びましょう。

形式が違えば、時間配分や体感的な難易度も異なります。逆に、新形式対応版であれば、これまで発売されている4冊(青・赤・グレー・緑)は同じくらいの難易度なので、どれをつかっても大丈夫です。

ちなみに、私が難易度を検証した記事は以下のとおりです。

TOEIC公式問題集の難易度に違いはあるの?本番との比較

2018.04.01

サンプル問題も解く

公式問題集には、冊子のはじめにサンプル問題と解説が数問収録されています。この部分もしっかり解いて、活用しましょう。

また、TOEICの概要を説明しているページも目を通しておきましょう。公式問題集の価格は安くありませんから、できるだけ情報を得て、元を取るように活用しましょう。

公式サイトにもサンプル問題がある

ちなみに、TOEIC公式サイトにも各パート数問のサンプル問題が掲載されています。まだ問題を見たことが無いという人は見ておくのも良いでしょう。

CD音声は、パソコン等に取り込む

付属しているリスニング問題のCDは、模擬試験としてだけでなく、復習にも活用します。パソコンなどに取り込み、スマホに転送していつでも聞けるようにしておきましょう。

問題集に入れっぱなしだと踏んで割れてしまうこともあり得ます。もしも使用前に割れてしまったら悲劇です。

ちなみに、私は売りませんが、使用後に中古として売る場合、CDが付いていないと大きく減額となります。なるべく良い状態で使うようにしましょう。

解き方・実践編

本番同様に1回分を通して解く

公式問題集は良くできていて、本番とほぼ同じ難易度で、結果も同じような点数が出ます。本番と同じように解けば、おおよそのTOEICスコアが分かります。

公式問題集1冊に2回分のテストしか収録されていないので、各パートをバラバラに解いてしまうともったいないです。自分の実力を正確に測るために、なるべく1回分をまとめて解きましょう。

個別に解くなら「公式トレーニング問題集」

初心者の方で、まだ1回分を解き切るスタミナが無い人は、「公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編/リーディング編」で練習することをおすすめします。

先読みテクニックを予行演習

本番を想定して解く際に、先読みをする順番や流れを試しておきましょう。公式問題集のタイムスケジュールは本番と全く同じなので、事前に練習しておけば、そのままのやり方で解けばOKです。

ちなみに、私の先読みテクニックと順番は、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

TOEIC先読みのやり方とコツ Part3・4のリスニングに必須

2018.05.07

Partごとに、時間を計る

1回分を通しで解く際、リーディングセクション各パートごとのラップタイムも計りましょう。各パートにかかった時間を知ることで、自分の実力や読む速さ、弱点が分かります。

時間がかかり過ぎたパートがあれば、原因を分析しましょう。ただ単に解くスピードを上げればよいのか、それとも必要な知識が欠けているのか、正解率と自分の感覚で分かるはずです。確認した後は弱点を補強する勉強をしましょう。

リーディングセクションの時間配分

私(900点取得者)の場合、リーディング各パートの時間配分は以下の通りです。問題の難易度によって、多少変動しますが、目安となるラップタイムを想定しておき、全体として時間内に解き終わるように意識しています。

  • Part5…11分から12分
  • Part6…7分から10分
  • Part7…55分以内(1問1分ぐらい)

もちろん速く解ける方が良いのですが、速くても不正解ばかりならば意味がありません。公式問題集を解く際に、自分の「速く、かつ正確に解けるペース」を把握しておきましょう。

英単語と文法知識は必須

私の経験では、基本的な英語力が無ければ、いくら急いで解いても正解率は上がりません。時間内に全問を解ききることができない方は、しっかりと英単語と文法の勉強をすることをお勧めします。ちなみに、私のおすすめアプリは以下の2つです。

有料iPhone英単語アプリ「PowerWords」おすすめの理由

2018.03.25

Grammar in Useアプリの感想 スマホで簡単に英文法学習

2018.03.24

リスニングはスピーカーから音を出す

毎回でなくても良いですが、リスニングセクションの音声をスピーカーから出して解きましょう。というのも、TOEIC本番はスピーカー音声です。

普段イヤホンやヘッドフォンで聞いている人にとって、意外とスピーカーの音はボヤけて聞きにくいものです。本番で慌てないように慣れておきましょう。

マークシートと鉛筆を使用する

公式問題集でも、本番を想定してマークシートと鉛筆(もしくはマークシート用シャーペン)を使って解きましょう。特にマークシートは、本番同様の様式に慣れておけば、落ち着いて解くことができます。マークずれなどをしないように気をつけましょう。

無料マークシートをダウンロード

ちなみに公式問題集には、2回分のマークシートが付いていますが、私は「TOEIC勉強法・学習法のさなパパ的まとめTOEICブログ」が公開してくれているものをダウンロードし、数枚を印刷してありがたく使わせてもらいました。

解いた後・活用編

答え合わせをし、日本語訳と語注も確認

問題を解き終わったら、解きっぱなしにしてはいけません(そんな人はあまりいないと思いますが)

リスニング問題・リーディング問題のどちらも、別冊の「解答・解説」を使い、答えあわせと日本語訳の確認、語注の確認をしましょう。

見直しで問題形式や文章に慣れる

TOEICの問題は、日常生活とビジネス分野に限定されているので、文章のシチュエーションや使用される語彙は、毎回に通ったものになります。

解いた後に、公式問題集の日本語訳や語注を確認することで、次第に知識が蓄積し、問題に慣れていくこともできます。

各パートの点数を確認し、弱点を知る

解き終わった後の答えあわせでは、総合点を確認して終わりにするのではなく、各パートごとの得点も確認しましょう。

この作業により、自分の苦手パートが分かります。そして、苦手パートを無くすように勉強するのがスコアアップのコツです。

ちなみに、私の各パートの勉強法や解き方のコツは、以下の記事にまとめました。

新形式TOEIC 900点を取る勉強法&直前のコツ総まとめ

2018.04.15

リスニング音声を繰り返し聞く

一度解いたリスニング音声を、スマホ等にいれておき、スキマ時間にリスニングしましょう。普段から聞くことで、TOEICの音声に慣れることができます。

公式問題集のナレーターは、本番に登場する人と同じですから、安心して活用することができます。

音読やシャドーイング、リピーティングを試みる

リスニング問題の音声を何度も繰り返し聞き、内容も分かってきたら、たまには声に出して読んでみましょう。聞いているだけでは飽きてきますが、音読等をすると違った発見もあり、内容もより深く理解できます。

ネイティブスピーカーの発音やリズム、イントネーションを真似することで、スピーキングの良い訓練にもなります。

本番前に新しい問題を1回分解く

既に解き終わった文章や音声を、見直しして復習するのはモチロン効果的です。しかし、本番を想定した模擬試験として何度も利用するのは、答えを覚えてしまっていて、あまり意味が無いです。

本番前には新規の問題にチャレンジして、本番同様の負荷に慣れたほうが良いと思います。

試験当日の朝、1.3倍速でリスニング

TOEIC本番の朝、リスニング音声を倍速で聞きましょう。直前に速い速度で耳慣らしをすることで、若干本番の音声がゆっくりに聞こえます。気休めみたいなものですが、これをすることで、落ち着いてリスニング試験をスタートすることができます。

ちなみに、1.3倍というのは私の個人的な感覚です。1.1倍だとあまり変わらないし、1.5倍だと速すぎて音声が不自然になるので、1.3倍ぐらいがちょうど良いと感じています。

私が使っている無料倍速アプリ

私は無料アプリの「速聴Music」を使っています。難しい設定が必要なく、ただ単に倍速でリスニングしたいという人ならば、充分な機能だと思います。

App Storeの説明文から引用

— 機能 —
・速度変更再生(0.1倍速から3倍速まで対応)
・連続再生
・シャッフル再生
・バックグラウンド再生
・スリープタイマー
・オーディオブック対応
など多彩な機能で音楽を再生することができます。

速聴Music
速聴Music
開発元:Kazutoshi Baba
無料
posted withアプリーチ

感想・まとめ

「3回トレーニング法」せずに900点取れた

巷では、3回トレーニング法※というストイックなやり方もあるようですが、私はあいにく3回も同じ問題を解く根気は持ち合わせていません。(さすがに解き終わった後に、答えあわせと日本語訳・語注の確認はします)

3回もストイックに解かなくても、TOEIC900点を取れましたので、全国のなまけTOEIC学習者の皆さんはご安心ください。

「3回トレーニング法」って何?という方は以下のリンクをご覧ください。※参考リンク:TOEIC対策 疑問ひたすら100連発 by ヒロ前田「3回チャレンジ法と勘ボックス

挙げた勉強法をすべてやらなくてもいい

今日挙げた方法は、全部実行する必要はありません。すべての勉強法に言えることですが「これをしないとダメ」ということはないのです。

私がそうだったように「自分のやり易い方法でやる」だけでもスコアアップします。大事なことは英語学習を継続することです。ストイックなやり方をして、勉強が嫌いになったら意味がありません。

英語の勉強モチベーションを保つ8つの方法【やる気&継続】

2018.04.10
おわりに
今日は、私が実践しているTOEIC公式問題集を使った勉強法を紹介しました。ぜひ参考にしてもらえればと思います。