「TOEICテスト非公式問題集 至高の400問」難易度レビュー

TOEIC

2016年4月発売と、ちょっと古い問題集ですが、アルク「TOEICテスト非公式問題集 至高の400問」を解きました。私のTOEIC本番のスコアと模試の結果を比較しつつ、難易度の検証をしたいと思います。

ちなみにこの「至高の400問」に1模試分を追加した増補改訂版「TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問」が、2017年7月に発売されています。

どちらの問題集も新形式問題対応ですが、今回私がレビューする「至高の400問」は旧バージョンです。ご注意くださいませ。

【参考】私のTOEICスコア

私は2017年7月に公開テストで910点を取得、2018年7月のIPテストでは865点という結果でした。大体900点ぐらいの実力だとみなしてもらえればと思います。

TOEIC910点の公式認定証の画像

大体900点ぐらいの実力です。

「TOEICテスト非公式問題集 至高の400問」の特徴

模擬試験2回分と新形式対策コンテンツを収録

新形式対応の模擬試験が2回分収録されていて、その他には新形式問題の詳細説明や対策に役立つコンテンツが収録されています。

模試の問題は2018年でも充分使える

解いた結果(点数)は後述しますが、収録されている模擬試験自体は新形式に対応しているものであり、2018年の今解いてもまったく古さは感じませんでした。

新形式対策コンテンツはさすがに時代遅れか?

しかし模試以外の部分(新形式の変更点を解説したり、予想対策しているコンテンツ)は、2016年5月の新形式実施前に収録された内容のため、全体的に情報の古さを感じました。

模試以外のコンテンツにおいて新しいものを求める場合には、発売時期が2017年7月である増補版を購入したほうがいいでしょう。

2018年の今読んで「古さ」を感じた箇所
  • 新形式の問題について、旧形式と比較しながら説明されている。今となっては旧形式の情報はいらない。
  • TOEIC講師14名による「新形式、どう戦う?」と題した座談会も掲載されている。しかし、新形式実施前の議論なので「~だと思います」「~の可能性がある」という風に、断定口調で書かれていない。参考にはなるのだが、少々説得力に欠ける表現が多い。
  • 巻末付録に「スコア400~990点」モニター7人が新形式模試を解いてみた!というコンテンツが掲載されている。しかしこちらも2018年の今、旧形式と比較する必要性もメリットもあまりないと感じた。

解いてみた結果・難易度の検証

それでは実際に私が2回分の模試を解いた結果を記載します。

ちなみにこの本には予想スコア換算表が付属していません。そのためスコア換算には、私がいつも公式問題集を解く際に使っている以下の計算式を適用しました。

スコア換算の計算式

リスニング…不正解数から4を引き、その数字に5を掛け、495点から引く(例:不正解数8問なら475点)

リーディング…不正解数から2を引き、その数字に5を掛け、495点から引く(例:不正解数8問なら465点)

TEST1

素点 スコア換算
Listening 94 485
Reading 91 460
TOTAL 185 945

TEST2

素点 スコア換算
Listening 95 490
Reading 85 430
TOTAL 180 920

解いてみた感想

全2回の模試を受けた結果、予想スコアは全て900点越えということで、本番の結果とほぼ同じ~やや高めの点数となりました。

以下に、解いてみた感想を記載しておきます。

問題にはクセがなく、オーソドックス

この問題集は新形式対応ではありますが、実際には新形式試験の実施前に発売されたものです。

しかし、公式教材をよく研究して作ったとのことで、なるほど出題形式は本物そっくりです。解いていて違和感は全く感じません。

難易度は若干易しめ?

問題にクセがないからそう感じるのかもしれませんが、難易度は本番よりも若干簡単かもしれません。実際、点数的にも私の本番スコアより高い点が取れています。

まとめ

というわけで、今回は「TOEICテスト非公式問題集 至高の400問」を実際に解いて、難易度や感想をレビューしてみました。

まとめると以下のようになります。

TOEICテスト非公式問題集 至高の400問の感想
  • 新形式問題に向けた予想対策コンテンツは、今となっては情報が古く感じる。
  • 模試の出題形式は公式問題集や本番試験と同様であり、出来が良い。
  • 問題の難易度は公式問題集と同レベル~やや易しめ。

新版と旧版、目的に合わせてどうぞ

記事冒頭にも書きましたが、この本には増補版の「TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問」がすでに発売されています。

増補改訂版(新版)のメリット

増補版は模試1回分が追加収録されていますし、予想スコアの換算点表も付属しています。またTOEIC対策のコラムや各種復習用ツールなどの付録にも一層の充実が図られています。

そのため「より多くの問題を解きたい」「新しい情報を知りたい」「使い勝手の良いほうがいい」という方は増補版を選ぶと良いでしょう。

旧版(この本)のメリット

しかし、旧版がもはや用無しかというとそんなことはありません。内容の核となる模擬試験2回分のクオリティーは高いですし、何より旧版は中古で安く購入できるメリットがあります。

ご自身の目的に合わせて新版と旧版をチョイスするのがよろしいかと思います。

↓今回レビューした旧版(2016年4月発売)
↓2017年7月発売の増補改訂版(新版)